続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

不言実行を進行中

サジェストで出てきたので正式な四文字熟語か?と思ったが違うと思う。不言実行。有言実行のもじりだが、個人的には結構不言実行が好きだ。

 

もちろん有言実行という手段が強烈な効果を持っているのは知っているのだけど、別に自分が責任を負わないこと、趣味だと不言実行しがちだ。例えば漫画の原稿や動画の進捗を途中でネットに上げることをあまりしない。

TLを見ていると大なり小なりこの途中進捗を上げるというのは行われていて「これが醍醐味なんだよ」「出来たら上げたくなる」という人のほうが多いのではと感じるほどだ。いや、少しはやるのだけど、漫画だったら1ページまるまる上げたり、「これは面白いぜ」と思っているギャグの場面、うまく描けたというカットは上げないようにしている。

 

何故?と問われるとサプライズ性を求めているからだろう。やっぱり作品をそれ相応の対価を払ってみてくれた人にはそれにふさわしいスペシャリティを上げるというのは素人裸足の制作者とて意識することである。一番自信があるところを見せるなんてもったいない!という考えが少なからず自分の裡にあるのだ。

 

しかし、この制作物が氾濫するご時世にそんなことも言ってられない。自分よりうまい人間はこの世に腐るほどいて、日々しのぎを削っている。その中で少しでも手にとってもらうためにはサンプルで最大出力を見せるというのが有効な戦術だろう。出し惜しみして誰が幸せになるのだ!という意見もある。というかこれがおそらく正論だ。そんな自己満足めいたもったいなさなんてかなぐり捨てるべきなのだ。なぜなら零細作家なんて、売れる数<サンプルを見る人の数なのだから。どんどん出すものは出して固定ファンを付けていくのがマーケティングであり単純接触回数を増やすことにもつながるのだ。それが自己ブランディングだ。自身の価値を高めて顧客を増やすのだ。

 

うるせ~~~~~~!!!!!!!!!!!!知らね~~~~~!!!!!!!お前は俺のコンサルじゃね~~~~!!!!!!!!!!類人猿何目の猿か知らんがそんな薄っぺらい言葉で計れないんだよ俺の制作物は!!!おい!!!!いいだろ!!!正論は金が絡んだ時に使え!!!こっちは遊びでやってるんだよ!!!ちょっとしたいたずらごころじゃん!!なぁ!!!

 

とのことである。だからTLで見ないうちにも静かに色々が進行しているのである。是非当ててみて、と言わずとも目の端で見守っていてほしい。そしてそれが浮上した時に、手にとって見てほしい。そんな事を考えている。