続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

すぐにカレーか沖縄そば

嫌になることがあり、嫌になることばっかりだ。全てを身体から引き剝がしたい。仕事を、人付き合いを、責任を社会保険料を肩甲骨を、身軽になって誰も知らない南の孤島でハンモックに揺れながら今月の新刊を読む暮らしがしたいと思うことは多々あるがそんなことが非現実的であることは分かっているので、せめてものささやかな抵抗としてインドカレー屋か沖縄そば屋に入ることがある。

 

それは2つとも現実ばなれした味がするからだ。せめて舌の上だけでも海を越えたいという切実な欲求が脚を動かすのだ。利点としてはインドカレー沖縄そばも、現実ばなれした味の割に都内に店が多くある。どこにいても少し移動すれば都内ならいずれかはあるだろう。これがブルガリア料理やガーナ料理ではダメである。かと言ってフランス料理では値が張る。中華では逆にローカライズが過ぎる。手軽にそこら辺で異国の雰囲気を味わうにはインドカレー沖縄そばに限る。しかも大抵うまいし。

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そうして大ぶりなナンを千切ったりスパムご飯を食べたりしていると束の間ではあるがそこはガンジス川のほとりであり糸満市であったりするのだ。ネパールの可能性もままある。そうして食後のラッシーなんぞを飲めば気分はインド人だ。ヒマラヤを超えてくるナポレオンを倒すが如く会社に象で突っ込んでやろうかという気概がみるみる湧いてくるがそうはいかない。象が手に入らないからだ。

 

という感じで美味しいインドカレー屋、沖縄料理屋を探しています。都内で情報をください。