続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

顔を出す

顔というのがよくわからない。インターネットに顔出しはしない主義なのだけど冷静に顔が出たから何なんだ?という思いもある。もっと重要な情報を四六時中垂れ流している気もするし…。でも顔を出すのはあまり気乗りがしない。それは例えば鍛えていない胸筋を世に晒すようなものではないか。結局、顔に自信がないのだろうと思う。自信があれば顔も出すだろう。そしてこの自信というのはイケメンだとかそういうものではない。自信を持つように手を加えられているかどうか、商品として価値があるかということである。顔に手を加えると言うとあまりいい表現でないような気もするが、世の女性はほとんど化粧をしているだろうしそれは手を加えていると言っても良いと思う。そしてきっと化粧はそれなりに面倒でそれなりに面倒ならば作業の対価が欲しくなる。だから顔を出す。

ふりかえって男性の顔面は主に無添加であり無修正であり、まぁあんまりそういうものを世に出す気はしない。インターネットに何かを乗せることはその時点で辺に文脈を持ってしまうものだし、乗せるものは何かしらのスペシャリティを持つものとみなされる。スペシャリティを判断できるような判断軸を顔に対して持っていないしそんな知識もない人が顔を出すことはまぁデメリットはあれどメリットはないということになる。

という話が1つと、もう一つは自分は絵を描いているということで顔と向き合っている。絵の殆どは顔だからだ(下手な人のいいわけです)。そんなことをしていると顔のパーツに少しずつ興味が出てきていい顔というのがわかってくる。そうすると対照的にマズい顔、主に自分である、のこともわかってくる。そういうわけで顔のことについて最近考えることが出てきている。人間はみんな顔を持っているので意識しだすときりがない。どうにも大変だ。