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草津温泉と四万温泉に行く

草津温泉は誰もが知っている温泉の王様である。昔サークル絡みで行ったことはあるが、自主的に行ったことはない。ならば、行くしかない。

新宿からバスで3時間ほど。山を登るに連れあたりは雪景色になっていく。そして草津温泉についた頃には普通に雪が降っていた。寒いことこの上ない。とりあえずバスターミナル三階にある図書館に向かう。『三体』の3巻をパラ読みし、湯畑に向かう。

この旅行は四日間あり、ほとんど草津の温泉に入ってアルセウスをやっているだけである。草津に関しては山程詳細な情報があるだろうから箇条書き

・泉質ピーキーすぎる

草津温泉のお湯は酸っぱい。敏感肌の人はおそらく保たないと思う。さしもに二日目から内ももがピリピリしてきたが、普段から発疹ができやすい箇所であり効いているということなのだろうか。

・熱すぎる

白旗温泉とか拷問に近いのだが、入れる人いるの?

・飯はそこそこ

そこそこです。

 

そんな感じで草津温泉でお湯に濡れていたのだけど、一日だけ別の温泉に行く機会があった。それは四万温泉である。

四万温泉にはバスと電車を乗り継いで向かう。草津温泉から草津長野原口へバス。そこから電車で中之条へ。日常のキャラクタ巡礼を済ませながら更にバスで四万温泉へ向かう。

四万温泉草津温泉の迎え湯と呼ばれているらしい。迎え湯というのは、草津温泉の泉質がエグすぎて肌が荒れてしまうのを防ぐために草津温泉の後に四万温泉に入るという湯治の作法だそうだ。へーと言いつつバスは山へ分け入っていき、川にへばりつくようにして存在する集落で止まる。そこが四万温泉だ。温泉街としては規模は小さく、三十分もあれば端から端まで見て回れる。目当てはその中でも、千と千尋のモチーフとなった建物(なんか古そうな木造造りが三段くらい重なっていると言われがち)を母屋に持つ積善館という宿だ。


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着いてみると確かに雰囲気がある建物だ。

ちょうどチェックアウトの時間で、何組かのグループが帰り際に名残惜しそうに建物を撮影していた。受付でお金を払い、元禄の湯に向かう。


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元禄の湯は撮影禁止だが看板にあるように浴室には5個の浴槽がある。設えは大正モダンというか、レトロな雰囲気がありシャワーヘッドや水飲み器にもその意匠が反映されている。泉質はさすが迎え湯というか、柔らかい。更にミニスチームサウナもあるので言うことがない。素晴らしい温泉だった。

コジエズの積善館(群馬県吾妻郡中之条町)のサ活 2022年02月07日 - サウナイキタイ https://sauna-ikitai.com/saunners/46883/posts/1874815

↑にサウナの感想は書いています。

 

宿泊するとここ以外にも色々な温泉が楽しめるらしい。そして何より宿の建物自体古くていい感じなのだが、年収が足らないのでまた来ますという結果だった。悲しいね。f:id:firstlot13:20220211104440j:image

一階部分が元禄の湯になっている。この時点でもうモダンな感じだ。

そして四万温泉の滞在は2時間ほどだったが、人里離れてぐーたらするには良さそうだった。また来てもいい。

 

そんな感じで草津温泉でした。アルセウスも進んだし温泉にたくさん入れてよかった。いつも意味わからん温泉に行って人と会わないのが常なので、草津温泉には色んな人がいて人生だった。