続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

国民温泉に入る(長野旅行1日目)

5時に起きる。東の空が白み始める時刻に出発。電車は意外と混んでいる。新宿はコーヒー屋に列ができるほどの混雑。祝日だからなー。天気が良いからか、軽登山やトレッキングの格好をした人が多い。とりあえず天むす弁当を買ってあずさに乗り込む。天むす美味しい。食べてからすぐ寝る。起きたら甲府だった。ここまでは来たことがある。甲府の町並みは盆地だから見ていて面白い。円筒型コロニーの部分みたいだ。秋めいてる山が連なる車窓をチラ見しつつ、『オメガ城の惨劇』を読み始める。オーソドックスなミステリはやはり良い。殺人事件が起こった頃に松本に到着。松本駅国鉄の面影が色濃く残る駅だった。

徒歩で松本城へ。祝日だからか歩行者天国があり太鼓の音が鳴り響いていた。松本城は烏城と言われる黒い城だ。現存天守閣はとにかく階段が急で、観光客でいっぱいだった。なんか鉄砲の展示が充実していた。十手に仕込まれた銃とか面白いものがいくつかあった。

さらっと観光したので天ぷらそばをいただく。以前諏訪に行ったときに食べたそばが絶品で、長野のそばには信頼感がある。無論美味かった。ふらふら駅まで歩いて向かう。暑い日だったのでソフトクリームを買ったらやたら美味かった。生乳の力なのか。そのまま鈍行で戸倉へ。特急に乗れず時間をロスし、何もない篠ノ井で待たされたりする。暖かい日差しを浴びれて良かった。途中景色が良い姨捨スイッチバック。盆地を見下ろす位置に駅があるので夜景はさぞかしきれいだろう。『あなたのための物語』を読む。長谷敏司の文章は難しくSF読んでる感が濃厚だ。

戸倉から宿までは20分ほど歩く。途中温泉街あるあるのでかい歓迎アーチを2つくぐる。宿にチェックインすると部屋が少しグレードアップしていた。

とりあえずもらった地域クーポン券6000円分を持て余し、1000円をセブンイレブンで使う。その後国民温泉へ。なんともナショナリズムあふれる名前だが、中は普通の銭湯だ。ただし、カランから出るのも温泉という贅沢さ。おじさんに混ざってたっぷり楽しむ。出てから脱衣所で瓶牛乳。これも驚くほどうまい。地方の牛乳は飲んだほうが良い。


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その後もう一つの温泉へ。ここは温泉もそうだし、食堂も併設されている。サウナのあとのビール(小)とソースカツ丼は最高だ。宿に戻る。あとは宿の温泉を楽しむ番だ。温泉づくしで満足。酒のんで寝る。

 

朝6時半に起きる。酒を飲むと眠りが浅くなるが、旅行先でこの時間に起きてどうするんだ。とりあえず朝風呂して、長野駅へ。平日なのでしなの鉄道には学生がたくさん乗り込んでくる。長野駅に着いてもどこも開いていない。予想通りなのでタリーズで一息。今日は寒い。

徒歩で善光寺へ。