続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

指宿・松山旅行(興居島編)

某日
起きる。まだ足が疲れている感覚。しかし朝ごはんはバイキングだ。会場へ向かうと家族連れがたくさんいた。ホテルが大きすぎて今まで全然人に会わなかったのか。テレビ千鳥の影響でバイキングには少し気を遣うようになった。会場を視察してから食材をバイキングする。Twitterに写真をあげたら友人から「じじくさいチョイスだ」と言われる。地方なら和食でしょと返信してでも2周目でフレンチトーストを食べる。メープルは偉大だ。満腹になったのでダメ押しの露天風呂に入り、チェックアウト。バスと路面電車で今日宿泊のアパホテルに行き、荷物だけ預ける。身軽身軽。で、なにをしようか。正直予定を決めていなかったのでなんとなく昨日気になっていた興居島へ。島に向かうフェリーには結構な量の車が乗りこんでいた。生活の一部なんだなと改めて思う。
フェリーに乗り込んで15分海上を走ると到着。島のフェリー発着場にはなんだかモダンな建物が建っている。とりあえず電動自転車を借りる。帰りの船もついて千円!お得だ。当てもなく海岸沿いの道を漕ぎ出す。冬だけど日差しは暖かく自転車を漕いでいると少し暑く感じる。瀬戸内の海が浜辺に打ち寄せる音がする。やっぱり島には自転車だ。

静かな海



島はひょうたんみたいな形をしていて真ん中がくびれている。そのくびれの部分を横断し、島の逆側に行ってみる。逆側にも静かな海岸があったので寝転んでみた。海の音だけがする。日差しも暖かい。これ以上に必要なものがあるだろうか。ぼーっとしてたら猫が寄ってきた。島にちょいちょいいるみたいだ。残念ながら食料は持っていないもので写真だけいいすか。

猫が落ちてる



30分くらい寝転んで気が済んだので自転車にまたがり旅を再開。ちょっと高いとこ行ってみるか~と調子に乗ったらよくわからない道に迷い込んでしまった。道が無限にアップダウンを繰り返している。周囲はみかん畑ばかりで収穫に使う軌道が畑を貫いている。ヴァイオレットエヴァーガーデン劇場版で見たやつだ。ではなくどこだここは。うろうろしていると帰りのフェリーの時間が近づいてきてしまう。とにかく急いで自転車を漕ぐとやっと海岸沿いに出られた。あとは港に急ぐだけだ。風景に目もくれず漕いだ結果フェリー出発10分前に港に着く。ひー。



松山に帰ってカフェで息を整え、(ここ秋葉原にも店舗あるんだ)予約した寿司屋へ。歓楽街の一角にある、普段は絶対行かないような寿司屋然とした引き戸を開ける。うわー、カウンターや~~~。席に着き、コース料理を待つ。店には自分しかいないので、待っている間板前さんが「ご旅行ですか?」と話しかけてくれる。なけなしの社会性を発揮してなんとか会話を続ける。突き出しも出てくる。お酒を飲む。うわ~~おいし~~~魚、厚~~パクパク食べると会話にもドライブがかかってくる。まぁ内容は当り障りのないことなのだけど…天気の話「松山の人は寒いの嫌いなんで来週は外でないっすね」料理の話「うまいラーメン屋があって」経済の話「コンビニとか何買っても高いじゃないですか」…あと板前さんはよく客(俺)を見ている。カメラを持っていることとかビールを小で頼んだからお酒弱いのかなとか。そんな観察されたら好きになっちゃう(シソンヌ)
という感じで1時間半コース+追加の握りと日本酒を1合いただき満足して店を出る。また松山に来ることがあったら寄ろう。
ホテルに帰って友人とちょっと通話し寝る。

早めに起きる。ホテルから歩いて空港行のバス乗り場へ。40分も乗れば松山空港だ。松山もかなり市街地と空港が近いので嬉しい。空港でまたクーポンを使ってお土産を購入。ついでに朝ご飯としてうどんをいただく。これは味のわりに高かったな…。松山空港は結構人でにぎわっており、保安検査場も待ちの時間があるほどだった。日曜日の朝だしなぁ。はたして飛行機も満席。窓際だったけどちょっと離陸直後に瀬戸内海を見下ろしただけで、あとはずっと寝ていた。

起きたら成田上空で、空港建設反対の1軒屋を探しているともう着いてしまう。降りると寒い。寒波、ちょっと来てないか。LCC特有の空港の端っこから歩かされるストロークも慣れたものでぞろぞろ歩いてバス乗ってドトールでお茶して電車で帰る。家でリュックを下ろし、ベッドで仮眠。1時間は寝れたか。

起きて今度は友人との新年会へ出かける。ハイボールとワイン。ワイン最近複数人で1本飲みがち。2軒ハシゴし大いに楽しんだ。良い一年になるといいですね。帰って寝る。