続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

日記(サクラタウン・コントサミット2025)

某日

早めに起き、電車に乗り込む。向かうは東所沢だ。行ったことのない駅を目指し延々と電車に乗り続ける。ほぼ旅気分。このために電子タブレットを持ってきたのだけど、案の定寝落ちする。起きたら目的地だった。駅の構内に巨大なすしおの絵があり、サブカルをやるぞという気持ちを感じられる。

駅の周辺には高い建物はなく気の抜けたロータリーがあるだけだった。ちょっと歩くとファミレスが点在しており、それを過ぎるとすぐ畑が広がっている。畑から嫌に土煙が舞い上がっていて目が痛い。友人らと合流し昼を食べに地元の和風ファミレスに向かうが満席。あえなくデニーズに向かう。話の流れでデニーズの昔のモーニングセットの画像を調べたら、記憶にあるあのグミが出てきて笑ってしまった。祖父母の家の最寄り駅にデニーズがあって、そこで朝モーニングセットのパンケーキを食べた記憶が蘇ってくる。棒状のハンバーグを食べていざ向かうは角川サクラタウンだ。駅の反対方向に続く太い道を行き公園を抜けると角川サクラタウンが現れる。何とも表現できない歪な建築物は隈研吾のものらしい。掛け値無しにこの建築はいい仕事である。中に入り見る展示は、モネの絵を最新技術で動かすというもの。広い会場の壁にはモネのさまざまな絵のコラージュが映写されている。見ていると…まあ、こんなものか。という気持ち。広い空間で子供がはしゃいでいるのは良かった。あと当然原画はないので壁に飾られた(印刷された)絵にちゃんとコピーライトが書いてあるのが面白かった。展示を抜け、せっかくカドカワの懐なのだからとラノベ図書館を見てみる。名の通り、カドカワが出したライトノベルがすべて置いてある図書館だ。手に取る本手に取る本で在りし日の青春がよみがえってくるが、逆に読んだことのある本しか手にとってないとも言える。まあ川上稔のデビュー作が読めたのは良かった。

他の展示もウロウロ見てみるが、中でも子供に地獄を作らせる展示がなかなか見応えがあった。子供たちのイマジネーションと造形力はすごいのだがその裏にある何かの暗さ(家地獄とか)に思いを馳せてしまう。作者が自分の地獄の説明をするときに使われる単位が「100時間」とか「一万回」とかいかにも子供の尺度なのが良かった。

ぐるっと見て回ったのでとりあえず出立。東所沢に用はないし…とさっさと中央線沿線に出てみる。ポポラマーマで中途半端にデザートや薄いピザを食べ今年の作戦会議。なんやかやいい時間なのでそのまま中野に繰り出す。この辺で飲むことがないから新鮮。なぜか行く機会のなかった四文屋で串揚げと瓶ビールを頂く。串揚げはめっきり野菜しか頼まなくなった。肉はいい。ブロッコリーとか揚げてほしい。最近瓶ビールをおいしく感じている。瓶ビールの良いところは机に瓶がたまっていくところである。あと、注いだり注がれたりのリズムも産まれるし。おじさんの意見だよそれは。親族の話などをして2時間ほど楽しむ。センシティブなというか、親族のとらえ方みたいな話。ちなみに自分は親族で誰が誰だか全く分からないので、喪主に向いてない人種である。そんな話をしている横でぐずぐずになっているカップルがいてそれもまた中央線であった。中央線をなんだと思っているのか。酔って帰って寝る。

某日

仕事を倒し新宿ナルゲキへ向かう。腹が減りすぎてマクドナルドでてりやきバーガーをテイクアウトし路上で貪る。しかしてりやきバーガーは路上で食べるには向いてない。ナルゲキで見るのは「コントサミット2025」だ。キングオブコント決勝進出者が四組そろい踏みの豪華なライブ。結果的には面白かった。

(ネタバレが含まれます)

や団1本目

全体が1ボケで突っ走る中で本間の説明しすぎているくらいのツッコミがめちゃくちゃ笑えた。や団全員声がデカくて面白い。

ラブレターズ1本目

溜口と塚本の徹底したコントラストとそれを際立たせる所作。2人の力関係を誇示するためのリズム(にやりと笑う、タバコを吸う)を溜口が見事にコントロールしていて楽しいしだからこそそれが破られる後半のがぶ飲みがあまりに笑える。あいつ会社勤めなんだ…と意識させられた後半がずっと面白かった。

ジグザグジギー2本目

母国語を失うというシチュエーションを海外で動かない銅像をしているからという力技で説明しているのでそれによってずっとバカバカしい空間が続くのが楽しい。まさかのオチに到達しないというハプニングも世界観の延長にあるようで今年ベストハプニングかもしれない。あのシチュエーションでコント世界からでられないの軽い悪夢。あと1本目もだけど宮澤の声が良すぎてすごかった。舞台!

シティホテル3号室

「少なくない?」といううっすらとした気持ちが見事に当たった喜び。ネタの入り口は大きいがトンチキ理論の50:50のとことか殴られた時の「内訳を教えろ…!」など細かいところが詰まりまくっててかなり好きなネタでした。

ファイヤーサンダー1本目

あるあるかつ悪い着眼点なんだけど「二人とも『そうらしい』ということだけ分かっている」という捻りがあるから素直に笑える(観客も悪いこと前提)。

ユニットコント1本目

入りから完全に崎山の脚本だろうなと言うひねりに、マスターの「えっっ!?」のユニゾンで腹抱えて笑った。裏話として中嶋が登場時マスターと言い慣れてないという話は面白かった。あと確かに中嶋の登場はかなり面白い。はまり役…。

ユニットコント2本目

システムを理解するまでも抜群に面白いが宮澤の逆はまり役みたいなキャラがすごすぎた。「大麻やってみたかった〜〜」「やってなくてこれ!!?」のやりとり大笑いしてしまいました。

最後のトークまで笑いが絶えない素晴らしいライブでした。寒い中新宿で晩ご飯を食べようと試みるもラーメン一杯1000円の物価にたじろいでしまう。あと西口ってこんなに工事してるんだ。もう無いじゃん。西口が。おとなしく帰って寝る。