続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

日記(友人宅・友人の新居)

某日
起きて歯医者へ。歯医者は終わらない旅だ。日傘をさして駅まで歩く。上からの熱がない分下からの反射熱が厚く感じる。電車で『禁忌』を読み進める。『忌録』の作者のホラー小説で話が微妙につながっている。ホラーとして現れる光景が面白いし菌と人間にまつわる発想はSF的でもあった。柴田勝家南方熊楠モチーフで菌の話かいてたなそういえば。友人宅でボドゲを行う。合間にアニメについての40分一人しゃべり。オタクトークをし続ける体力はあとどれくらいあるのだろう。ボドゲを久々にやるとやはり楽しい。ボドゲはだらだらが許される場だ。会話する系のゲームは違うけど、ボードゲームって常にワイワイするものではなく各々がおのおのの思考を巡らせている無言の時間がしばしばある。その真剣だけどだらっとした空気が醍醐味なのだ。大人って常にだらだらすることを求めているんだけどもう合法的にだらだらできる場は都会には存在しない。選択肢としては自身の出力を落としてだらだらするしかなくする選択が多く取られる。つまりお酒。でもボドゲは酔わずにだらだらすることが認められる。このだらだらをchillと言い換えると一気に今っぽくなる。
さんざだらだらして帰りにステーキを食べる。瓶ビールでステーキ、夏!なんだか浴衣の人が多い中帰る。別口で通話して企画を詰めて寝る

某日
起きてゆるっと作業。また電車で出かけて友人の新居に向かう。友人と会う前にスーパーとかぶらぶらする。子連れがいっぱいいる地域だったのでうっすらと肩身が狭い。コーヒーでも飲むか~と思ったけど二人席しかなくてでも一人で座るのもなんだなと思って店を出てしまった。その席は無事に二人によって使われていた。結局コンビニコーヒーをベンチで飲み友人と合流。とりあえず新居に行く。人の家に行くのは面白い。天井が高くていいところだったけど、友人は電球を変えるのに脚立が必要で買わなくてはならずめんどくさかったと言っていた。そして脚立は高いらしい。そうなんだ。家の中に脚立が突然あるのは面白かった。
宅飲みのために商業施設をぶらぶらする。家族連れの間を縫うように歩く。2000円するトミカに驚く。おもちゃって買える年齢になると高くでびっくりする。北海道ショップでソフトクリームを食べてお酒もつまみも全部買ってしまう。映画が見たいのにスピーカーがないので家電屋や100均を見て回るが、どこにも有線接続のスピーカーが売っていない。みんなBluetooth接続だ。諦めて家に戻りだらだら酒を飲む。チーズを食べ鮭の干物をかじる。干物おいしい。北海道行きたい。久しぶりに宅飲みを行うとその自由さにびっくりする。こんなに弛緩していいものか。酒に塩辛にしょっぱいものを食べすぎたので最後はウーバーイーツでコンビニスイーツを食べて〆。やりたい放題であった。帰って寝る