続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

三面図を想像する

最近スプラトゥーン3をやっている。主にサーモンランというゲーム内ゲームを中心に友人とわいわいやっている。このわいわいというのとか、ゲームというコンテンツについての距離感には別途書きたいことがあるがそれは置いておいて。

あるコンテンツにはまるとその絵が描きたくなる。同人を嗜んでいるから。なのでスプラトゥーン3のサーモンランのイラストを描いてみることにした。初めて描くのでまず資料を見てみる。

は????むっず、いやかっこいいけど前作に比べて格段にディテールが多いしなんだよこれこんなん描けないよ~、と言いつつうーうー描いていく。で2時間くらいかけて何とか完成してみると…不思議なことに『わかる』ようになっている。

この『わかる』というのはある一方向を見て脳内でその物体を回したり展開できたりできるということだ。もちろんその結果を腕を介して出力するのは別の技能なのだけど、まぁ脳内では理想の構図が作れるという状態になったということだ。それまではゲームを何時間プレイしても全く構造が理解できなかったものが2時間手を動かすと途端に理解できるようになる。これは絵のいいところだ。

で、話は飛んでこの『ある一方向を見て脳内でその物体を回したり展開できたりできるということ』は別に絵を描く人の専売特許ではなく誰しも近いことをやっている。道を歩いているときなんてそうだろう。人は国内のあまり知らない観光地に到着しても、なんとなく歩き回ることができる。東京の人が大阪に行っても道に迷うかもしれないが歩き回ることはできる。それは周りの風景を見て、それを立体的にとらえて「ここの道は右に曲がれそう」「この建物の裏にはまた道があるだろう」という予測を行えるからだ。これが軽度に行えないと道に迷いやすくなり、極度に行えないと一歩も動けないということになる。そんな極度にできないことがあるかというと、海外がそうだった。

始めてイタリアに行ってミラノ駅から街に出た時、誇張でなく歩けなくなってしまった。もちろん現代なので映画やテレビで海外の街並みを見たことはあったが、現実に行くとやはり違う。建物の意匠も違うし道の伸び方も違う。少し街並みを見ていると慣れてきたが、それでも宿に向かいながら建物を触って「あーこんな感じか。ブロックはこういう大きさなのね」「こういう風に道がつながることがあるんだ」と確認していかないと道をたどることができなかった。何しろ建物の裏側がどうなっているか想像できないので、角を曲がるたびに新ステージが出現するのだ。あれは今思い出してもいい快感だった。もっと近代的な街並みなら違ったのかもしれない(その前に上海に行ったことがあったがそこではこんなことは起きなかった。あそこは都会すぎるので)。以降はなんとなく海外の街並みに慣れているのでそんなことはなかった(ベネチアはすこしあったが)。

つまり人は多くのことをなんとなく経験で予測しながら生きているということだ。その既成概念を壊すのは難しいが気持ちいい。多分公園でスケッチをしている人もそういう思いでやっているんだろう。みんな軽率に知らないものを描きましょうね。私は肩の構造がまだわからないので、模写していきたいと思います…

 

日記(キャンプ)

9/23
朝起きる。出発まで2時間あるので、さっそく道具の積み込み。きっかり1時間で終わる。そのまま軽食を食べて友人をピックアップしキャンプ場へ向かう。
途中PAによる。PAが好きなので意味がなくともPAには寄ることにしている。メロンパンを買って食べる。スタバでモバイルオーダーをしようとしたけど人が並んでいてあきらめた。まだまだ車を走らせる。大洗には以前もキャンプをしに来たことがあるので、ちょっと見覚えのある景色が見え始める。51号から海が見える瞬間は気持ちいい。いざ到着。今回はちょっといいサイトを予約した。砂利引きでテラスもついているのだ。キャンプにおいて平面は貴重な資源だ。雨予報だったがまだ天気は持ちこたえている。さっさと設営。今回は人数が多いので、レンタルしたテントも立てる。同じコールマン製なので設営手順が似ている。規格化の美だ。昼ご飯はタコス。タコスは準備さえしていればすぐに食べられる。サルサソースがおいしい。ついで肉巻きおにぎり。ご飯を炒めるところから始まる。ご飯を炒めるのはエンタメだ。おいしい。おなかが膨れたので近場の海へ。サーファーがたくさんいる。9月の海は程よく冷たくて気持ちいい。足にじゃぶじゃぶ海水を浴びて楽しむ。散々楽しんだのでこれまた近場の銭湯へ。ここはガルパンにも出てきていて人が多い。しょっぱいお湯がいいのだ。サウナも入ったけど思ったよりストイックだった。帰ると雨が降り始める。ウワー。
サイトに帰って焼肉。雨の中の焼き肉はなんだかより熱く感じる。そろそろ網でこま切れ肉を焼くのはやめよう。うんうん言いながら肉を焼き酒を飲み、寝る。寝ている間も風が強くてちょこちょこ起きる。まぁ台風だし…
9/24
8時くらいに起きる。テントが浸水し着替えが全滅した。泣きながら外に出るとテントの前室も浸水しておりウオーになる。とりあえず今は晴れてるのですべてを物干す(物申す、みたいな用法)。準備してきたいも煮を作って食べつつ、雨を前提に予定を組みなおす。とりあえずコインランドリーですべてを乾かし買い出しに決定。そうと決まれば車に飛び乗る。しとしと雨が降る中コインランドリーへ。おばちゃんに気にされながらすべてをぶん回す。その隙に薪やら炭やらをホームセンターで購入。ついで夜の買い出しへ。大洗は海が近いので海鮮を焼くことに決定。干物やら貝やら海老やらを買い込む。ここで雨がピークに。テント留守番組から惨状の連絡が来る中、ふわふわになった洋服を回収し帰る。テントは水浸し。泣きながら芋煮をまた食べる。暖かい芋はおいしい。雨も弱まってきたので昼寝。起きるとまた雨。銭湯に行くタイミングをじりじりと待つ。ちょっと小雨だけど出発。昨日と同じくいいお湯だ。雨はいつの間にかやんでいた。いえーいとテントに帰り海鮮まつりを開催する。あとレトルトカレー群も食べまくる。メスティンを今回導入したが、1合を炊くにはちょうどいい大きさでいい。クラフトビールや日本酒を飲んでいると雲の切れ間から星が見える。テラスに椅子を引っ張り出して星の光を浴びる。いや~~、何も思い出さない。こういう状況下で浸る感傷がないというのも考え物だ。心にいつも感傷を。満足したので寝る。
9/25

朝起きて海に行く。早朝の海にはサーファーと潮干狩りガチ勢がうようよしていた。快晴とはいえない曇り空だが、曇っている海はきらいではない。ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのラストみたいで好きだ。なにより大きな水の縁に人がうようよしているという光景が良い。しばらく見学してサイトに戻る。濡れている全てを干す。海辺なので風がやたら強い。テントに右往左往しながら干しつつ撤収。朝ごはんはホットサンド肉まんだ。

車に乗って海鮮の店へ。カキフライを食べる。美味しい。いざ帰らんというところでガソリンの残量が少ない。帰りすがらにガソリンスタンドに寄る。この頃にはすっかり空は晴れておりガソリンスタンドでは洗車を勧められた。これから帰るんでと断る。ぐんぐんと帰る。途中キャンプ用品を見る。物欲だけが溜まる。帰って荷物を片付けゲーム。

日記(クラフトビール・インジェラ)

9/10(土)

普段いかない街で集合。北千住である。なぜ北千住か。それはクラフトビールを飲むためだ。オモコロでジューン・レイ氏がプレゼンしていたびあマである。

ここにはクラフトビールが所狭しと置いてあり、イートインで飲める。かつカウンターでは生ビール状態でクラフトビールがいただけちゃうのだ。素敵である。そんな素敵さを享受しようと友人4人でやってきたというわけだ。

イートインは持ち込みも可なので、各々食材を持ち寄る。この時点でケバブとサモサ(インド料理屋で時々ある揚げコロッケみたいなやつ)が登場する。なんなんだ。

しかしクラフトビールはそれを超える味のバリエーションだった。IPAはわかりやすくビールだが、他にもなんだか甘かったりさわやかだったりチューハイもかくやという飲みやすさのビールがたくさんある。おさけがいっぱいあるとたのしい。

とくにアメリカのビールはジャケが強烈なものが多いような気がする。スペインのとかも行ったけどわざわざビール飲まなかったしな~。とか言いながら瓶で4000円超えるビールを見たりしていると時間はすぐに過ぎていく。とりあえずカウンターで3種の試飲セットを頼むとクラフトビールの世界に触れることができるのでおすすめです。でもなんもわからんので店員さんに色々聞くといいと思う。時間帯のせいか忙しそうだったけど。

と、まぁ4人で話しているといいころ合いになってくる(まだ16時くらい)。ここらで次の目的地へ向かうこととする。

 

それはアフリカ料理「リトルエチオピア」だ。有識者の友人が見つけてきたアフリカ料理屋である。店につくと前で黒人の親子がわいきゃいしている。なんだか様々な積み下ろしも行われている。有識者の友人が聞くところによると開店を待っているらしい。積み下ろしはどうやら大量の食材をバンに詰め込んでいるようだ。おそらく付近のコミュニティに仕出しをしているのではないか?以前ニハリをバングラデシュ料理屋に食べに行ったとき、対外的に料理を出しているけどほとんど付近の同国出身者コミュニティで消費されちゃうんだよねと片言で聞いたことがある。それと同じだろう。

時間になり店が開く。アフリカの親子と同時に入店しメニュー表を開くとまったく意味が分からなかった。うーん。有識者の友人曰く「インジェラ」と言われる発酵食品(ヨーロッパで言うパン)をいろんなものにつけて食べるシステムだそうだ。インジェラは無限に出てくるらしいので、とりあえず適当に見繕って頼む。ついでにエチオピアビールやエチオピアジンも頼んでおいた。これでもう気分はエチオピアだ。そして、料理が来た。


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なんだこれは。巨大なお皿にインジェラが敷き詰められており、そこにどんどん各種料理が盛り付けられていく。まずインジェラを食べる。すっぱい!そしてほんのり苦い。発酵食品だな~という味がする。でもとがったパン屋(?)でこういうパンもある気がする。とにかく提供される料理(ほぼ煮物)にインジェラを浸し食べてみる。

……なかなかいける。なかなかどうしていけるのである。インジェラの酸っぱさが煮物の濃い味にマッチして不思議とうまい。それをエチオピアジン(濃い)で流し込むと、そこにはエチオピアがあった。


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さらにウーゾという現地の蒸留酒を飲む。アルコールの生の味が口に広がる。うっとなる強烈な味だ。友人とも意見が一致したが、これはトルコで言うラキに近い(友人も俺もトルコに行ったことがある)。日本で言えばどぶろくだろうか?洗練されていない蒸留酒といった感じだ。ちなみに異国飯でお酒は結構危険牌である。ロシア料理屋でクワスというお酒を飲んだが野性味があふれる味だった。基本的に海外のお酒は野性味がすごい。獺祭が日本酒で好き!という人はあまり手を出さない方が賢明だろう。

https://www.syokuraku-web.com/column/74019/

クワス情報です。

 

お店は結構にぎわっており、大半が日本人だった。黒人の子供は店を駆け回って遊んでいる。お店は日本語が通じる(もちろんこちらが頑張るという前提がある。あちらも頑張っているのだから)ので興味がある方はぜひ。

帰りは江戸川を越えて帰った。初めての体験をした後の夜風は気持ちいい。


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http://www.sawanoi-sake.com/magazine_sawanoi/10346.html

ちなみにエチオピア飲酒情報。蒸留と発酵という技法が全世界で普及しているのは面白い

 

FRENZ2022お疲れさまでした(イベント感想編) #FRENZ_JP

frenz.jp

9/17,9/18の二日間にわたり新宿ロフトプラスワンで開催される映像上映イベント『FRENZ2022』に参加させていただきました。コジエズとしての作品上映は1日目の昼の部。観覧としては全日通しで参加をしました。

感想を要約すると良かったな~~~~とバカでかい声で叫ぶだけなのですが、もう少しちゃんと伝わるようにつらつら書いてみます。まずは作品のことは置いておいて、イベント全体について。願わくば他の方々も感想をどこかに公開してくれると嬉しいです。公開済みの感想は…もう食っちまったよ。

 

前回のFRENZイベント感想↓

firstlot13.hatenablog.com

 

○FRENZが開催できてよかったね

まずはこれに尽きる(壇上では言いませんでしたが3年ぶりの開催本当におめでとうございます)。あの場はああいう過剰な場なので(映像甲子園優勝校の監督が『映像は密です』と言ったのは記憶に新しい)感染対策を案じた上で開催するのは難しかったと思う。フードスペースを分けたりギリギリまで席を間引いたり、アルコール除菌もたくさんやって開催にこぎつけるその運営さんの熱意をひしひしと感じました。参加者もそこを汲んで円滑な、偽障害を引き起こすほどの円滑すぎる対応をしたんだと思います。本当に良かった。

 

○新しい出展者がたくさん!

3年ぶりなのに(だから?)新風が吹き込みまくっている。台風もそういうことか。そして新風の出どころが過去の映像への憧れというケースが多いのも特異なことだと思う。クリエイションの輪廻が眼の前で行われることほど創作意欲を刺激されることはない。

 

○俺はこんなきれいな感想が書きたかったわけではない。いや、もっとこう煮えたぎる地獄の釜みたいな熱気がこのイベントにはあるんだけど全く文章で表現ができない。うーん、難しい。とりあえず全部の出展者を今見返している。そうすると全員について(これは嘘偽りなく全員についてだ)壇上で語られたこと実際にお声がけして聞いたことなどが蘇ってくる。制作の経緯。モチーフの意味。自ら掲げたハードルの高さ。過去の自分への思い。他のタッグを組んだ方への思い。参加者への思い。イベントへの思い。様々な思いだ。意味ではなく、思いを感じる…そう意味とか意義とかではなくFRENZで一番俺が感じるのは思いだ。映像という枠はとてつもなく広く自由で、だからこそ多種多様な映像がFRENZには出展されている。飽きることがない。そんなごった煮なイベントを大きく貫くのは思いという一本軸だ。素晴らしい映像の技術とその裏にある思いは同時に服用すると独特の酩酊感を生じさせる。

(カルピスを飲んで落ち着いています)

大きい話をすると感情が大きくなってしまうので個人的に楽しかったことを書きます。

○いろんな席で映像が見られた

今回座敷席がフード席になったことで初めて座敷席から会場を見渡せた。登壇者と同じ目線で話を聞くのが楽しかったです。でもやっぱり音を浴びるなら真ん中のとこが一番ですのでみんな真ん中に座ろう。登壇者は通路に面したところに座って、上映はカウンターのとこで腕組後方制作者面してみると気持ちいいぜ。

 

○音を浴びれた

FRENZは映像イベントであり音響イベントでもあるので音は大事。特に低音は数年前から十八番になっています。今年はうみおとさんとMrさんの映像と音のマッチングが良すぎてめちゃくちゃ縦ノリしそうになったので、FRENZ2023ではもうスタンディング席を設けて俺を暴れさせてほしい。

 

○映像制作グループがいい

壇上に上がる映像制作グループがお互いに謙遜し合うあの感じ私は好きです。リスペクトが互いにある幸せ空間なので。作品を振り返りつつ未来を向いている感じからしか接種できない酵素がある。

 

○いい空気吸ってる

これは川上稔用語なんだけど「いい空気吸ってんな~」という言葉がある。これは場の雰囲気とか関係性とかに直接コミットせずともそのぬくもりを感じて出てくる言葉なのだけど、この言葉はFRENZにピッタリ当てはまる。コミケとかもそうなんだけどそれを凝縮したような感じがある。特に深夜~早朝にかけての気怠い高揚とでも言うような創作への意欲、高ぶった思いを感じる空気はまさに「いい空気」だ。そういう空気を吸うために会場に足を運んでいます。

 

という感じで。また会場で新作が見られると良いなと思っています。

 

作品制作への感想は以下

firstlot13.hatenablog.com

FRENZ2022お疲れさまでした(作品制作編) #FRENZ_JP

FRENZ2022に作品を出展しました。その解説を書きます。大まかに壇上に話した内容に肉付けをする程度ですが書きます。なぜならこれを読んだ他の出展者の方々が同じような解説を書いてくれるかもしれないから。俺はそれが読みたいからです。

 

作品本編は下記にて公開しています

www.nicovideo.jp

 

○制作のきっかけ

音MAD、好きなんですよね。意味わからん作品が多くて。意味わからないのにそれなりに美学があり構成もあるのにメジャになっていない作品群が好きなんです。それらを見ているうちに作りたくなって作りました。

 

○制作の流れ

まず春頃しこたまaviutlを使うこととなり(友人の結婚式の動画制作)そこで動画制作の勘を取り戻しました。というかアニメノルマはそこで達成しました。

 

そして音MADどう作ろうかな~と考えているうちにMADにするやはり元ネタが欲しくなり、そういえばLive2dのライセンス買ってた(コジエちゃんを動かしたかった)し、これは流行りのVtuber音MAD、いけるか!?とここまでは割と簡単に決定。しかしMADはどうしても音声面の遊びも必要になるので、音声担当の新墨氏に連絡を取り5月にミーティングを行いました。

ミーティング時の板書

結構この時点で構成が決まっています。と言いつつ音声の元ネタがないのでまず音声録音の日程を定め、声担当諸氏にコンタクト。ゲーム配信や雑談の練習がてら色々事前に音声を集めます。そこまでに私はLive2dをぐりぐりいじっていました。

そして録音当日。声担当の方々にはブースで丸1日色々喋ってもらいました。本当にありがとうございます。

録音ブース。公共機関のこういうブースは安価で使いやすい

そして音声素材が手元に集まったのでMADに使えそうなやつを厳選します。それなりに短く要約できて聞こえがよく、生々しすぎない話を選んでそれらの構成をもう少し詰めます。

本編で利用した素材も板書されている

というのが7月くらい。ここから夏コミの原稿を片付け合同誌の編集をやっつけ、そのスキマで音声を組んでもらいそれをもとに映像を付けていきました。ここで難所にぶつかります。

○Live2d難しすぎる問題

難しすぎる。デフォーマとレイヤーで高可動域をつくる人意味わからん。でもやるしかないのでいろいろ諦めて形にしています。というか物理演算が書き出せず、あれどうすればいいの…

○音MAD難しすぎる問題

今まで見る専だったもので、作ろうとしてもさっぱり技法がわからない。あんまり体系的に作り方がまとまっていないジャンルなので超手探りでした。まずその辺の技法ってニコニコのブロマガ中心にまとまっているんですけど最近ブロマガ亡くなったのでもう終わりです(なおここで主要なアーカイブが見られて超助かりました)あと画面のアイデアがなさすぎて今までの癖ですぐ手描きして尺を埋めようとしてしまう。実際いくつかそれで埋めてるし…。いや、MGとか作ってる人のアイデアの引き出しどうなっているのか、謎です。でもやるしかないので見よう見まねで形にしました。

以下少し参考にした(かったけど無理だった)音MADを紹介します。

本間ひまわり「きいろぉぉぉぉぉおおおお!!!!」 - ニコニコ動画

映像も良いんですがストーリーもある音声中心の展開が抜群に良い。これクラブで聞いてぶち上がりたい。全く知らないキャラでも他人に見せられる映像になるという好例

DWUのお嬢様笑いパニック - ニコニコ動画

やりたかった画面構成は全部ここに詰まってます。1つの場面を執拗に繰り返す心地よさ

ロマンティックラッパー月ノ委員長 - ニコニコ動画

DISCO部分を完全に真似ている…あとリリックの出し方と動きが少ない素材の活かし方がすごく綺麗

Virus Funcookie☆ - ニコニコ動画

Vじゃないけど。映像がすごすぎ

気持ちのいい輿水 - ニコニコ動画

Vじゃないけど。映像すごすぎ

OTOMAD TRIBUTE - ニコニコ動画

Vじゃないけど。現時点での最高峰音MADだと思います。

…とまぁやっていると諸々が終わりました。良かったですね。よくない。制作は最終提出ギリギリまで引っ張りました。新墨氏も色々アイデア出してくれて助かりました。爆発伸ばしたのは最後の悪ノリです。

 

○上映当日

なんか、当日は意外と落ち着いていました。3年ぶりで現実味がなかっただけなのか。朝散髪してバタバタしてたので気が回らなかったのか。唯一心配してたのが、観客席の反応が鈍いことでした。あんまり声とか出しづらいし…ウケづらいと悲しいかな…と。しかしその心配は杞憂に終わりました。ピノキオピー×サイトウユウマさんのOPが良すぎて。初見で普通に声が出てしまったのでこういう場なら安心できると思えました。実際その心配は杞憂すぎました。

で、今回はウケ狙いというか軽めのストーリー物でもない動画だったので『ま、1~2部中盤でしょ!』とたかをくくっていたのですが…なんだかいつの間にか昼の部の最後の部開始!残る作品数はあと5作品!という状態に。

そんなわけないだろ

『やばいかも!』と思った矢先「コジエズさんでーす!」と呼ばれ一安心。なんとか致命傷で済みました。そそくさと移動し上映は会場最後部で見させていただきましたが、動画の緩急に沿って会場が反応してもらっており、作者冥利に尽きました(音MAD部が始まる『でけでけでけ…』の部分でウケていたときが一番ホッとした)。

壇上でも主催のお二人が、アマ映像作家の拙い話にフォローをいれてくださって嬉しかったです。いや、音MAD知らない人もいるものね…。「話の内容がそれっぽかった」という地生さんの言葉が密かに誇らしかったです。

 

○上映後

昼の部が終わってからたくさんの方がリアルでもTwitterでも「良かったよ~」「許諾を作っていて安心しました」など言ってくださり大変嬉しかったです。ですますじゃねぇ。まじでサンキュー!本当にありがとう!!!私はTwitterの自分の作品が言及されているツイートを全てふぁぼり圧縮して絞った汁を飲んで1年間を生き延びています!!!!動いてないのに暑いよ~とかコブラコラとか小ネタにも言及してもらって精神にうるおいが戻りました!!!!今でもまだ間に合います!感想をつぶやいて命を救おう!!

いや、真面目な話今回の作品は特に自分含め誰かを救うとかいう効能はないし、何なら表現でさえない部分もあります。最初に述べたようにエンタメ特化の意味の無さが重要なんです(もちろんそんな作品ばかりではダメでその末路は2日目深夜の部を見た方々ならご存知のはず)。でもそういう作品もFRENZの元でこう、出せる、いや、出せるのはそうなんだけど、そのコンテクストに載って放たれて、誰かの思いに反応できる、というのがFRENZの良いところなんだと思います。偽りなく書くと技術的には大したことはしていないです。中盤の参考動画のほうがよっぽどすごいです。でもそれでも、というそれでもの部分だけで私はやっているので、もしよかったら他の人の『それでも』も聞きたいです。よろしくです。

 

○おわりに

FRENZの他の出展者さんもばんばん今インターネッコに作品を上げています。澄ました顔したあの子も裏ではニコニコにFRENZの動画をあげてあまつさえYou Tubeでプレミア公開もしています。是非そんな作品にみんなで感想をつけて楽しみましょう!FRENZお家の部はここからだ!

 

日記(ミールスとファルーダを食べる)

9/9(金)

平日の終わりには浮世離れしたものを食べたくなる。そして御茶ノ水は縁深くもないが、やはり人並みに立ち並ぶ本屋や古書店市には足を運んだことがある。つまり御茶ノ水で異国飯を食べようと思ったのだ。

御茶ノ水のグルメといえば丸香であのうどんは唯一無二だ。しかし異国飯を探すとなかなかに多い。ふらふら歩いていると「南インド料理」と書かれた看板が目に入った。反射的に入店する。三燈舎というお店らしい。

ミールスを頼む。来た。

わんぱくな佇まいのミールス



ミールスとは定食である(ちゃんとした定義はWikipediaでも見て)。サンバルという酸っぱいスープをすすり、カレーをチャパティですくい食べる。思ったより辛い。特にチキンカレーはなかなかである。コンビニのデリーのカレーより辛い(デリーの店のカレーは更に辛いが)。魚のカレーがマイルドに思える。南インド料理では魚のカレーが多い(気がする)。御茶ノ水にはもう一つうまいインド料理屋があり、バンゲラズキッチンという店だ。写真禁止だったのでおいしい以外に情報が伝えられないが…確かビリヤニが壺に入っていた気がする。また行きたい。

まぁここのミールスもおいしい。しかもサンバルとご飯はお替りできる。厨房の巨大な炊飯器ではシルエットが長いお米がほっこりと炊けており、家に持って帰りたくなるくらいだ。しかしお替りでとどめておく。お代わりするとおなかもいっぱいだが、ここでファルーダを頼んでいく。
ファルーダとはパフェのようなものだ。アイスとココナッツミルクと特徴的な麵状の寒天?的なものが器に積層して盛り付けられている。詳しくは玉置標本さんの記事を見てほしい。そこで名前は知っていたが、食べるのは初めてだ。いざ来たファルーダはまさにパフェだった。味はチャイと桃。ハーゲンダッツの季節限定味のようなオシャレさだ。食べるともちろんうまい。チャイの味がよく感じられる。もちろんファルーダの触感もしっかりと口で味わえ異国情緒が増幅されていく。

ファルーダ



おいしいなぁなんて食べていると結構お客さんが入ってくる。店内もおしゃれだし人気なのかなと思っていたが、後日調べると孤独のグルメに出てきているらしい。メキシコ人の叔父がNetflix孤独のグルメを見ているので「うま~い」という日本語を松重豊風に発言できる、と母が言っていたがそんな情報が頭をよぎった。やはりメキシコでもアームロックでインターネットがキャッキャしているのだろうか…。
大変満足して店を出る。やはりよくわからないご飯は心を豊かにしてくれる。

 

日記(8月)

8月は特に日記らしいものを書かなかった。なのでトピックをまとめてみる。

 

○制作してた

ぶっちゃけほぼこれである。コミケの新刊と寄稿。そしてFRENZの新作を作っていた。と言っても肉体的には辛くなかった。よく寝るようにしたからだ。前はなんだか睡眠時間を削って制作をしていた気がするがこの夏はちゃんと寝ていた。これは加齢によるもので不可逆な進化だ。こういうものと割り切って趣味と付き合っていくしか無い。あとなんだか趣味というものについて色々考えてしまうようになった。これはいわゆる層の平均的なクオリティが上がっていることによる焦燥だ。自分の作品がなんぼのもんじゃいという気持ちにすぐなってしまう。これには言葉で色々反論できるのだけど、実際湧き上がってくる気持ちに抗うのは難しい。どう付き合っていこうかはまだ悩み中だ。

 

○またDMMで漫画買った。

またDMMのサマーセールで散財した。色々積んでいるので早く読んでいきたい。「プロジェクト・ヘイル・メアリー」に特に期待している。そして今回は成人漫画も買った。成人漫画はデジタル制作のものだと拡大がしやすく、絵の参考と言うかなるほどね~みたいな楽しみ方も出来るのでお得だ。商業の普通の漫画もこうなってくれないかな。まぁ出版社を介するとある程度規格化されるのは仕方ないのだけど。

 

○……

ほんとにこれだけか??人生は30日経っているというのに。

まぁその分9月に色々したいな~と思っているのでなんとか取り返したい。最後に最近飲んだクラフトビールの画像を貼ります。

どむぞうくんとクラフトビール