続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

日記(0次会・手帳図書館)

3/10
友人らと飲み会。一人欠けた状態で0次会が行われた。0次会って好きな言葉だ。バカバカしいし幸せだ。このあと飲み会があるということが確定している飲み会ほど楽しいものもない。遠足前に遠足に行くようなものだ。0次会明けに集合した一人に0次会の話をする。全く伝わらないし伝える必要のない話を一生懸命する状態にウケてしまう。
なんだか終盤にだらだら思想を話してしまったが楽しかったのでいいです。ていうかだらだら思想を話すならアルコールなんで飲まないでやったほうがいい。終電一本手前で帰る。

某日
ぐっすり寝て起きる。歯医者にかかった後「利他学会議」を視聴する。オンライン形式の講義というのは初めて受けたけど、社会人には気楽でいいものだ。
もっと別の講義というかトークショーも聞いてみたい。小川×飛のトークショーは「地図と拳」を読めてないので見送りました。

予約図書を受け取りに図書館へ行く。相変わらず天気がいいのでにこにこ。受け取りついでに90年代のバカみたいな本をディグる。RIKAKOに部ちぎれてる本があってよかった。名前がローマ字表記なのがバカみたいだという論調。今とはこき下ろし方が違って直接的で面白くすら感じる。あと図書館に自己啓発と神秘の棚しかないのに落ち込んだ。哲学とかそういう棚がほしいのだけど。
夜は友人らと通話。またサークルで新刊を出しますが、なかなか面白いものができるはずです。あとボーリング、確かに行きたい。ダーツもまたやってみたい。
エブリシングエブリウェアアールアットワンスをIMAXで見るために宿と劇場を予約した(オスカー7部門制覇おめでとう!)。

某日
手帳図書館に行く。人の手帳を収集している方がひっそりと公開している私設図書館だ。着くと手帳の目録が渡される。年齢性別と少しのキャプションを頼りに手帳を選ぶ。なるべく自分から遠そうな属性の手帳を選んでみた。
読んでみるとなるほど面白い。手帳というとかわいく整理されたものを想起してしまうがここで読めるのはそんなものではない。人に見せる予定のない淡々とした一日の記録。感情が生々しく乗っている激しい言葉たち。俺が読んだのは女性のもので7冊ある手帳を順繰りに読むと彼女の恋愛と結婚と別離と出産と育児のことがわかる。自己啓発とも見える自ら鼓舞するような内容に徐々に子供の存在が混ざっていく。人生の一部分を読んでいるというより他人が自分の中に流れ込んで来るようだ。結局1時間夢中で読んでしまった。これはぜひまた行きたいと思う。