続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

日記(まどかマギカ・コミティア)

5/4

起きる。快晴の下洗濯物を干して外出。友人宅へ向かう。
昼飯につけ麵を食べ、ブックオフを見て回る。ノリで残えを購入。最近のミステリ系の話を交わしているともう一人の友人がやってきた。Discordで話していただけだったので生身は初対面だが、同年代のオタクとは学習内容が同じなので話題に対して同じ予測変換が行われる。つまり話しやすい。買い出ししつつ友人宅にチェックインし『まどかマギカ』を見る。まどマギの詳細な感想は別に書くと思うがとにかく面白かった。2011年のアニメにして0年代を終わらせたアニメだ。12話を完走するともう夜。もう一人の友人を迎えに行きつつ中華屋で飯。よだれ鳥にゴマが効いておりむやみにうまかった。瓶ビールで乾杯し明日のイベントの作戦会議をする。そのまま友人宅で『まどかマギカ叛逆の物語』を見る。これまた面白い。人間の業を真正面から描く素晴らしいストーリーだった。興奮冷めやらぬ中オタクトークをしつつ、就寝。
5/5
起きる直前にBLEACHの話が聞こえたので「思っていたよりまぶしいな」と起床。イベントサクチケ組を見送りがてらすき家で朝ご飯。鮭定食をかきこむ。ゆるゆるとウマ娘とかリコリコを見ていると時間になったので、コミティアに向かう。行きしなの葛西臨海公園が異常に混んでいてかつ家族連れしかいなくてびっくりする。もう一人の友人と合流し東京ビッグサイトへ。昨年のコミケに参加できなかったのでビックサイトは3年ぶりとかだ。カタログを買って入場するとかなりの人出。人波をかき分けかき分けサークルスペースに向かう。とりあえず先行していた友人と入れ替わりしばらく店番。やはりサークル側から見る景色はいい。100%自分の本ではないとはいえ見本誌をめくられるとひりつくものだ。FRENZ関連の方にも出会えたので、腰を上げて会場を散策。島中をうろうろしていると即売会の雰囲気を思い出してくる。思えばインターネットで受動的にコンテンツが流れてくる状況と即売会は真逆だ。コンテンツを探すために足で稼ぐということ、一瞬の中で自分の好みと合致するコンテンツを見つけ出すこと、すべては能動的な行いなのだ。まず会場を端まで見て回り、目を慣らす。コミティアは1次創作イベントなのでサークルの気概が違う。スペースから放たれるクリエイティブオーラを”凝”で見つめ、頒布内容の推定をする。もちろん頒布物の中身は立ち読みをすればわかるのだけど、もったいなくて全部は見られない性質なのだ。購入を決めるのは序盤5P。良いと思ったら本を買う。買えればグッズも買う。お金を払うときには主の目を見てありがとうございました。と言う。これが即売会カラテの一連だ。そうしてスペースに戻るころには所持金は底をついていた。
あとはだらだらと友人らとスペースでしゃべったり差し入れを貰ったりしつつ閉場少し前に撤収。自分は友人らと活動ジャンルがあまり被らないので一人参加も結構多いが、こうして複数人でイベント参加すると楽しいものだ。あと今回初めて自分たちが「社会人サークル」だという自覚を得た。なんだか立派ではないか。
ビッグサイトを後にして、イクスピアリで打ち上げ。なんだか無性にお腹が減ったのでお好み焼きをしきりにビールで流し込んだ。話題はもちろん次の本の話だ。社会人にもなってこういう話ができるのは実にありがたい。先日の結婚式で同い年のお父さんから「趣味に生きてるなぁ」と言われたのが正しいのかどうかはわからないが、今はこうして生きるしかないのだ。ほろ酔いで家に帰ってさっさと寝る。足が疲れた。