続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

日記(桜玉吉・皇族)

某日

ビーム社99円セールで買った桜玉吉が面白い。虚実躁鬱織り交ぜのエッセイに漫画のうまさが加わりまさに縦横無尽にネタが展開していっている。phaさんがTwitterで『こんな大人がいるんだと思わせてくれた』と仰っていたがそういう、青春の狂乱をほのかに感じさせる空気は水曜どうでしょうにも近いものを感じる。ただ社会人として読むと普通に人が心を病んでいたり異常な仕事がされていたりもするので、これがジャンルとされず、編集を経て本屋に並んでいたのはすごいことだなと思う。こういう尖ったごった煮って今はジャンルものとしてマイルド処理される傾向にあると思うので。

仕事でやけになって油多めのラーメンを食べる。

某日

家に帰るときに長い坂がありそこを自転車で登ることがつらくなってきた。いつも通り押して登っていると後ろから学生カップルらしき二人組に自転車で追い抜かされた。なんだかすべてで負けた気がした。すべてというのはすべてという意味です。

某日

平日に休みだったのだけど、昼のワイドショーでゼロ金利緩和の話をしていて夜のバラエティで副業で稼ぐ老人の話をしていた。昼でも金。夜でも金。テレビばっかり見てると資本主義になっちゃう。あと大谷翔平の奥さんの情報が知らないうちに解禁されていたらしい。この熱狂ぶり、皇族への謎の執着と似ているなぁと思う。皇族って誰があんなに気になっているのかわからないが常に話題がある。大谷がもう皇族なのかもしれない。