続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

自己嫌悪スパイラル

自己嫌悪は消えずに積み重なるのに自己肯定は積み重なったかと思うと消えてしまう。食事に例えるなら自己嫌悪はサーターアンダギーだ。食べた分だけ腹にたまる。ごろごろしている。一個一個がでかい。自己肯定はかき氷だ。口に入れた瞬間は味わいが口の中に広がるがおなかに溜まるわけではなく次から次へと求めてしまう。なんかたとえが夏に引っ張られてるな。

anond.hatelabo.jp

これを見てわかるな~と思った。いや主題は置いておいてこの自己嫌悪の積み重なり方はすごく身に覚えがある。

自己嫌悪はドミノ倒しのように連鎖する。仕事でのミスが家でのミスに連鎖しているような実感を感じたらそれはもうスパイラルの予兆であり対策をした方がいい。この連鎖はすぐ断ち切らないといけない。
当たり前だが仕事で上司に怒られたことと家で風呂の栓を抜いたまま水をためてしまったことは何の関係もない。それぞれの失敗をそれぞれに理解しないと対応策が立てられない。上司には上司の、風呂には風呂の対応がある。
逆にこれを「今日はダメな日だ」とひとまとめにして個々の事象への解像度を下げるという対策もあるが、これは今日という縛りをもうけることで明日は失敗を断ち切るという意味もある。いずれにせよ大事なのは切断だ。
切断をすれば不幸の大きさが分かる。大きさが分かれば人は対処を考えられる。見上げても先が見えない巨大な壁の前で人は途方に暮れるがある程度高さが分かれば対処(無理だという判断も含む)できるのが人間だ。不幸の恐ろしい点は「判断を出来ない」と判断させるその引力にある。
不幸の連鎖を断ち切るスパイラルを止める意思を持てるといいですねという話でした。