続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

ふもとっぱらソロキャンプに行く(二日目)

4/15
雨の音で目が覚める。時間は5時過ぎ。しばらく体勢をうごうごしてまた眠りに落ちる。

山際にかかる低い雲が好き


再び目を覚ますと7時だった。寝袋の中は暖かいが、外に出ると雨もあり外気は冷たい。寝袋から少しずつ手足を出して寒さに身体をなじませ、えいやっと起きて車の外に出る。涼しいよりは冷たいが勝る高原の風がどっと車内と身体に吹き込んでくる。キャンプで一等好きな瞬間だ。
トイレに向かっていると周囲のテントでも朝の動きが始まっているのがわかる。子供が小雨に濡れながらぬかるんだ地面を掘っている。ぼさぼさ髪の男女がイスに深く腰掛け熾火を育てている。各々の生活が始まっていく。
ギアはすべて片づけていたのでできることは少ないが、手早くお湯を沸かし、コーヒーを淹れる。直後に半分くらい地面にこぼす。
少ないコーヒーとぱさぱさのランチパック、あと昨日のご飯で作ったおにぎりを食べつつとりあえず予定を考える。前回は甲府にあるスーパー銭湯を目指したが雨だし今回はさっさと地元に帰ることにする。8時過ぎに車を出しチェックアウト。朝霧高原という名にふさわしい霧の中をライトをつけて走る。道の状態が悪くなんども大量の水を跳ねる。
高速に乗ってとりあえずSAへ。結構大きいSAだったが時間もあるのかもの悲しい雰囲気だった。パン屋でコーヒーとパンを食べ、お土産を買う。
あとはひたすら高速を走る。雨の中の高速道路はスピードを出せるわけでもなく退屈だ。高速を走る時ずっと同じ車が後ろについていると少し意識してしまう。後ろに恥じることのない運転をしようとか思う。あと本当にやばい運転をする車が最近雰囲気でわかるようになってきた。あれはなんなんだろう。そんなことを考えながら「ワンス・アポン・ア・タイムインハリウッド」のサントラを聞きながら車を走らせる。
軽い渋滞に巻き込まれつつ高速を降り地元のスーパー銭湯に滑り込む。ここは岩盤浴もできるらしい。とりあえずひとっぷろ浴びてサウナをきめお昼。うどんをすすりつつ『孤高の人』を読む。『神々の山脈』しかり山づいているな。施設にあった岩盤浴に入る。初体験。暗い空間であったかい岩盤に寝転ぶと、次第にうとうとしてくる。ついでに汗も結構かく。岩盤浴、けっこういいな。いいけど汗びちゃびちゃのまま
館内をうろつくことになってしまった。あとこれ下着ってつけなくていいやつですか?作法がまだわからない。最後にもう一風呂入って帰宅。
ばたばたと歯医者に行きあとは友人とスプラトゥーン。シャケしばきに興じる。体が疲れているのでちょっと早めに寝る。
3連休はまだ1日あるのがうれしい。