続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

インターネットリアリズム、またはその他の

インターネットリアリズムというものがあり、それはインターネットにのみ存在するリアルを描写することだ。これはインターネットだけの問題でなく他のあらゆるプラットフォーム、関係性においてそれぞれのリアリズムがある。そのリアルを他の場に輸出するとお金になったりするがそれを参照しリアリズムを越境させようとすることはそれほど意味がない(これをリアルとしてでなくフィクションとして越境させる行為には存分に意味がある)。人には人のリアリズム。なので『これが現実です』というアジテーションはたいてい嘘で、甘言に過ぎなかったりする。ただそうはいいつつも本当の現実はひとつなのでそこのリアリズムを押し進めるために人間はリアリズムに折り合いをつける必要があり超大変だ。リアルを生きるしかないのに、現実のリアルにリアルそのものはないので、自分のリアルを見つめるしかないね…と思っています。