続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

おおきないさかい

他国の戦争の状況が毎日テレビで流れてきて、やれどこが占領されそうだ、やれここが思ったより持ちこたえている、なんて話題を見るけど「持ちこたえている」という言葉の中にどれだけの悲鳴が含まれるかと思うとやるせない。

おそらくこの戦争は極東の島国には地政学的に(これも急に戦争後聞くようになった言葉だ)歴史的に理解し難いイデオロギーや政治的駆け引きがあり引き起こされているのだと思う(第二次大戦以降の欧州のEU的な主義を理解するのは難しそうだ)。

かと言って無関心を装うと大切なものを失いそうな予感がする。予感だけど、西の方で起こっている事態が早晩全世界的に波及するのは間違いなく、それは自国がロシアの隣国だこらとかいうことではなく、世界を覆う大気を揺るがすような波及をするだろうからだ。基本的人権と同等の何かを欠損するようなことにもなるだろうとうっすら思う。

となると関心事は停戦の交渉でありその進捗こそがトップニュースになり得ると思うのだけど、冒頭のようなニュースを見ていると『今日のスタメンは良くないなぁ』みたいな考えでウクライナの地図を見てしまいそうになる。ちょっとそれがテレビから嫌で目をそらしている。