続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

日記(映画を早送りで見る人たち・献血)

某日

『映画を早送りで見る人たち』を読む。たまたま今アニメを倍速で見る人がXでやんや言われているが、倍速視聴の原因がコスパだったとして彼らはここのパフォーマンスを『作品を楽しむこと』としていないということを本書では言っている。倍速視聴におけるパフォーマンスは『コミュニケーションの元ネタを摂取する』ことだ。そうしていろんな元ネタを適切にアウトプットできるキャラクターを彼らは「オタク」と呼ぶんだそうである。ここが大きな差異でそもそも倍速視聴は鑑賞を目的としていない。しかし倍速視聴をする人はコミュニケーションとして鑑賞したことを声高に主張するのでオタクが目くじらを立てている。こういう構図がある。そう思うと結局問題はコミュニケーションを過剰に求めることであり倍速視聴は問題の一部でしかないみたいな感想を本を読んだ結果持った。

某日

年明けから睡眠が足らず電話先が何を言っているのか理解できないまま仕事をして退勤する。髪を切る。髪を切る行為は目的ははっきりしているのにその過程がよくわかんないので一生わからないまま髪を切られている。美容室を変えてみたけどまた次戻すかも知れない。全ては雰囲気。

某日

Kindleのセールで本を12冊買う。積読が増える。

某日

献血する。なんとなく近場で行く献血ルームを少しずつ変えてみている。いつも通りずくずくと血を抜かれる。あんまり現物を見たことないのに血はいつでも生々しい。血を抜かれながら『火蛾』を読み進める。イスラームの知識は世界史の薄い知識(ムワッヒド朝とかアッバース朝とか朝がたくさんある)くらいしかないけれど面白い。