続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

日記(すぱいす・大喜る人たち)

某日

病院のあとに荻窪に行く。目的は大喜利ライブだったが少し前乗りして散策することに。お昼すぎに着いたのでとりあえずカレーを食べる。評判を調べて良さげなお店へ。運良く空いていた。奮発して1800円のラム肉カレーを食べる。とんでもなく美味い。スパイスが溶け込んだルーとラム肉とごはん、そして1葉のパクチーが渾然となって口の中で広がっていく。味わい深いがスプーンが止まらない。あっという間に食べてしまった。店を出て気付いたがこれからアド街に出るらしい。「アド街で見る予定」なんてことあるんだ。

ルーがたっぷりなのも嬉しい

汗をかくくらいあったまったのでぶらぶら。駅前の商業ビルの屋上に登ってみたら狭いながらも公園になっていて子供がありとあらゆる方向に走り回っていた。ドッグランならぬキッズランだ。気体の分子ってこんなかんじなのかも知れない。

荻窪を見下ろす

中央線沿線は駅を離れるとすぐ住宅街になる。立ち並ぶ家々の間におしゃれカフェが点在する路地を目的もなくうねうねと歩く。こういう住宅街を歩くことでしか得られない旅情を希釈したような感情が確かにある。実際この行いが豊かな情操を育んでいるわけでもなくほんとにボーッと歩いているだけなので特に書くことがない。謎のギャラリーでおじさんたちが飲んでるのを見たりカレー屋さんにまた惹かれたり古書店の軒先で絵本を読んだりしているといい感じに足がつかれる。カフェを探すもなかなか入れず結局ドトールで『禅とオートバイ修理技術』を読む。

ここで友人と合流してバーミヤンに入ろうとするも失敗してサイゼリヤに入る。サクッとお腹を満たしてからいよいよライブへ。『大喜る人たち』の公開収録だ。たまたま前日にR-1のファイナリストが発表されていてなんと4人もファイナリストがいる豪華な大喜利ライブの会場は結構混んでいた。雑多な待機列には結構男性も多く普通のお笑いと大喜利の客層は微妙に違うんだなぁと思う。真ん中近くの席に座れたのでにこにこしていると開演。中身は後日youtubeで見てもらうとして…まず大喜利ライブはひたすら面白いことを言うだけなのでかなり笑い疲れる。終演後すぐ水を飲んだ。またその分楽しさはすごい。またかなり速いペースで回答がなされることに驚く。ほぼ動画のペースじゃん。結局感想としては関西勢の二人の芸人でない方々がとても面白かったし、大喜利らしい?かぶせの連続もあり大変楽しめた。Qアノンが全然ハマってなかったの面白かったな…。やはり会場の空気や演者の方々の生の動きっぷりを目の当たりにすると笑いがパフォーマンスなんだということがよくわかる。とても良かったとホクホクしながらバスで駅まで戻り、友人と分かれる。夜も遅いので新宿のカプセルホテルでサウナに入る。ここは入れ墨もありなので空気がハードめ。土地柄外国の方も多いな〜と思いながらホカホカになって就寝。