続けてもいいから嘘は歌わないで

同人作家の同人以外の雑記が主です

2022年見て良かったコンテンツ

友人が「コンテンツオタクは風俗に行かない。その暇があればコンテンツに接しているから」と言っていてなんでそんなひどいこと言うのって思った。はい。今年見たコンテンツの紹介です。参考までに昨年のも貼っときます。

firstlot13.hatenablog.com

まずトピックを何点か。

○ライブが結構やってた
今年はライブに行く機会が多かった。催し自体復活してきているんだろう。行ってみるとライブは面白い。人がたくさんいると楽しいという根源的な感情がある。大勢で叫べて楽しいというより、安心して埋没できるみたいな感情だ。大勢の人が向かい合わず1点を向いているという状況が好きなのかもしれない。来年もライブには行くだろう。

○SF・ミステリ・倫理
今摂取している本の柱はこれらだ。倫理というのは広いけれど…。生きているときになんでこんなんなってんねん、と思うことがあり、それについて少し掘っていくと結局行きつくのは倫理的な問題なことが多い。そういう意味で自分は倫理に興味がある。問題を考える時に考えるための言葉を持ちたい、という思いで関連本を読んでいる。自分の中で何故倫理が前面に出てきがちなのか…それは近年奨励されてきた個人主義が、旧来の大きな制度である社会とかこれはちょっと新しいけどプラットフォームとかと衝突しているからなんだろう。ウェルビーイングとかSDGsとか、でかいものを長期にわたって動かそうと考えるとそれに伴うひずみが出てきてそのあおりを個人が食らっているともちょっと思う。こんなこととても一言では言えないけど、そういう諸問題に頭を悩ませるためのツールとして倫理に興味があるのだ。
思えばインターネットでもこれらの情報を収集していた一年だった。

○ブログの更新が多かった
コンテンツではないけど、間接的にこれはコンテンツ消費に影響を及ぼしていると思うので。現在当ブログはここ数年で最大の年間記事数を記録している。月7記事くらい書いてるんじゃないか。何をそんなに書いていたのか。でもそうやって文章を書くことで自分の癖や、書きたいこと(というか書かざるを得ないこと)が浮き彫りになるということも分かってきた。文章を書くことは珍しく物心ついてから続いている趣味だ。最近「長文を書くのに必要なのは自己陶酔」という文章を見たけど、それはそうで、自分の文章のテンポや言い回しはしみついたものなのでそれを打鍵しているとき自分は確かに自己陶酔をしている。そして人生の中で自己陶酔が低コストで行える時間が確保されているというのは悪くない。そういうわけで他人が自己陶酔している文章も結構好きだ。みんなTwitterだけじゃなくてブログも書いてくれないかな。

 

そんな感じで以下がコンテンツの羅列です。★がついているのがおすすめ作品

○小説
日本SFの臨界点 石黒達昌
日本SFの臨界点「中井紀夫
日本SFの臨界点 新城カズマ
異常論文
アステリズムに花束を(★今井哲也「ピロウトーク」)
ツインスター・サイクロン・ランナウェイ1/2
盤上の夜
三体
現代思想入門
NOVA2019春(★赤野工作『お前のこったからどうせそんなこったろうと思ったよ』)
★プロジェクトヘイルメアリー
medium 霊媒探偵城塚翡翠
オメガ城の惨劇
翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

今夜、全てのバーで

星を継ぐもの


○映画
★マリグナント
HEAT
ドロステのはてで僕ら
THE GUILTY
12モンキーズ
ジェーン・ドウの解剖
シンウルトラマン
トップガンマーヴェリック
トレマーズ
アメリカンスナイパー
悪人伝
★RRR
グーニーズ
ギレルモ・デル・トロ驚異の部屋
ザメニュー

★NOPE

ウェンズデイ

 

○アニメ
★地球外少年少女
古見さん二期ED(映像)
ガンダム逆シャア・UC・閃ハサ)
うる星やつら
★ぼっちざろっく
チェンソーマン
サイバーパンク

 

○漫画
★ヒッツ
★撃滅のジェノサイドギグ
ブランクスペース
ぼくらのよあけ
喧嘩商売
宝石の国
ザ・ワールド・イズ・マイン
女の園の星
斬り介とジョニー四百九十九人斬り
レイリ
★本田鹿の子の本棚 第110話
★エビのエビデンス

 

・読み物

kemur.jp

note.com

healthy-person-emulator.memo.wiki